StudyHacker ENGLISH COMPANYは、いわゆる「英語の学校」ではありません。あなたに英語のパーソナルトレーナーをつけ、科学的なトレーニングと英語学習のコンサルティングを提供するサービスです。
トレーナーは、あなたの英語学習における課題を発見、もっとも効果的で無駄のないトレーニングメニューの設定、ご自宅でのトレーニングのサポート、目標到達までのスケジュールデザイン、そしてスタジオやオンラインでの集中トレーニングを行います。
確かな英語力を短期間で身につけるには、正しく、かつ集中的なトレーニングを行う必要があります。英語教育に関する高い専門性を有したパーソナルトレーナーが、あなたの短期間でのレベルアップをサポートします。

英会話レッスンは「練習試合」です

ネイティブ講師との会話練習は、スポーツでいえば「練習試合」のようなもの。だから、あなたの英語力そのものを伸ばす効果は限定的です。文法や語彙、リスニング力などの基礎的な力がないのなら、まずはその部分を重点的に伸ばす方が「時短」で効果が見込めます。基礎的なトレーニングなしに練習試合だけをしていても、実力を大きく伸ばすことはできないのと同じですね。

「化石化(かせきか)」という恐怖

言語習得の科学である『第二言語習得研究』では、正しい知識がないまま、英会話を続け、かつ適切なフィードバックを得られないと「化石化」という現象が起こると言われています。「化石化」とは誤った言語知識が定着し、それを修正するのが難しくなってしまうという恐ろしい現象。変な癖がついてしまう前に正しい方法を学ぶことが、結果的には近道になるのです。

「英語が聞ける」ってなんのこと?

英語のリスニングとは、ただ音を聞くことではなく、聞き取った上で意味を理解すること。
英語の音声をインプットすること自体は悪いことではありませんが、語彙や文法を瞬時に理解する力がなければ、話の内容を把握することはできません。

帰国子女のように英語を習得?

たしかに、日本人でもアメリカやイギリスなどの英語圏で一定期間を過ごすと自然と英語が身につくことがあります。だから、それと同じように、日本にいても英語をたくさん聞いて、次第に英語が理解できるようになるのではと思う方も多いでしょう。でも、海外で暮らしている時に英語を浴びる時間は何時間あるのでしょう。
起きている間ずっと、12時間とか15時間とか、そのくらいの時間かもしれません。日本にいながら12時間も英語を聞き続けることは、果たして現実的なことでしょうか?
日本のように、日常的に英語が用いられていない非英語圏(これをEFL環境といいます)では、その環境に沿った学習の戦略が必要です。英語の音声を1日数時間聞き流す程度では十分な効果は見込めません。特別な負荷をかけてトレーニングする必要があるのです。

サンプル数1の成功体験よりも
科学的に証明された学習法を

第二言語習得研究(Second Language Acquisition)という学問があります。
これは、第二言語を習得したり、使用したりするメカニズムを解明し、効果的な習得方法を研究していくものです。関連領域は心理学、言語学、脳科学、教育学、社会学、人類学......とかなり幅広く、学際的な学問です。1960年代ごろより、欧米を中心にさかんに研究されてきました。

まだ日本では馴染みの薄い研究分野ですが、この知見のもと、人間の言語習得や言語処理が、どのように行われているか、さらにそれをもとに効率的に学ぶにはどうすべきかということについて、明らかになっていることは少なくありません。

「私はこの方法で成功しました」という学習法は、いわば「サンプル数1」の成功体験です。その人の、その時の状況に当てはまっても、あなたにも当てはまるとは限りません。言語習得について世界中で研究が進んでいて、効果がでる方法がわかっているなら、それに沿って学ぶ方がスマートな方法です。