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TOEIC®500点台から800点台

TOEIC800点台到達で管理職ポスト維持にも成功! 3ヶ月のパーソナルトレーニングで私が手にした自信と未来

古倉素子さん

中級セミパーソナルコース→パーソナルトレーニングコース

短期集中型の英語パーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。言語学や英語教授法についての高い専門性をもつ英語のパーソナルトレーナーが、言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見に基づいたトレーニングを提供し、多くのビジネスパーソンの英語力を伸ばしています。

今回は、ENGLISH COMPANYのトレーニングを経て「読む・聞く・話す・書く」の4技能を大きく伸ばした古倉素子さんと、担当の東トレーナーにお話をうかがいました。

古倉さんは、中級者向けグループコースでTOEIC® L&Rスコアを650点まで上げたのち、90日間のパーソナルトレーニングコースを受講。820点までスコアをさらに上昇させたほか、TOEIC® Speakingのスコアも100点から120点まで伸ばし、会社での管理職ポスト維持に必須となる「TOEIC® L&R730点」「TOEIC® Speaking120点」のスコア基準を両方とも見事にクリアされました。

英語力アップを実現させたENGLISH COMPANYのトレーニングの秘密に迫ります。

到達できなければ降格……管理職ポスト維持にTOEIC高スコアが必要だった

――まずは、古倉さんがENGLISH COMPANYで英語を学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

古倉さん:2年ほど前に管理職として現在の会社に転職したのですが、入社後に「今年(2021年)6月までにTOEIC® L&Rで730点以上、TOEIC® Speakingで120点以上を取得する」という期限つきの規定があることを知りました。管理職はこれらのスコア基準を必ず満たさなければなりません。

当時は「やればできる」とまわりから言われていたこともあり、その厳しさをあまり認識していませんでした。すぐ達成できるだろうと軽く考えていたんです。しかし、スコア基準に到達できないまま期限だけが迫ってきて……これではマズいと、コーチング系の英語スクールを探し始めました。

ENGLISH COMPANYを選んだのは、TOEICを教材に使用しているということで、私が一番必要としていたTOEICスコアアップにそのまま直結しそうだと感じたからです。ホームページに実績がたくさん掲載されていたのも安心材料でしたね。

――それでまずは中級者向けグループコースを受講されたのですね。

古倉さん:はい。グループコースで3ヶ月間トレーニングに取り組み、ずっと停滞していたTOEIC® L&Rスコアも650点まで伸ばすことができました。730点というスコア基準まであと少しです。

ただ、グループコースを卒業したあともこの調子で学習を続けていけるかというと不安で……仕事や家庭を言い訳にして英語学習から逃げてしまいそうな気がしたのです。加えてTOEIC® Speakingもしっかり対策する必要があったため、学習メニューを個別最適化してくれるパーソナルトレーニングコースで学習を続けようと思いました。

最終的にTOEIC公式テストではL&Rで800点、会社で受験したIPテストでは820点、そしてSpeakingも120点と、管理職ポスト維持に必要なスコア基準に到達でき、とてもよかったと思います。

徹底した音読練習で「音韻符号化」をスムーズに

――次に東トレーナーにお話をうかがいます。パーソナルトレーニング開始時に抱えていた、古倉さんが優先的に解決すべき課題はなんだったのでしょうか?

東トレーナー:古倉さんは、長文を読んで内容を理解すること自体はできていました。課題として感じたのはスピードです。

人は黙読しているときでも、文字を頭のなかで音声に変えてから意味を理解していきます。この音声化のことを「音韻符号化」といいますが、古倉さんに英文を声に出して読んでいただいたところ、英語らしいリズムが上手に再現できていなかったり、複数形の-sや接尾語の-mentのような単語の後ろの部分を読み飛ばしたり、見た目が似ている別の単語と誤って発音してしまったりと、文字情報の音声化を苦手としている印象を受けました。つまり、英文を読む際に頭のなかで音韻符号化がスムーズにできていないことが、リーディングスピードが遅い原因だったのです。逆に言えば、この音韻符号化を自動化できれば、リーディングスピードはもっともっと伸ばせそうでした。

――リーディングスピード向上のために、東トレーナーはどのようにアプローチしましたか?

東トレーナー:トレーニング全般を通して、徹底した音読練習をしていただきました。音読は声に出して読まなければならないぶん、通常の黙読よりも負荷が高いですが、音韻符号化の自動化には非常に効果的なトレーニングです。

ただ、英文の意味を理解しないまま声に出して読むだけでは、音読の効果は半減してしまいます。意味のかたまり(=チャンク)ごとに読み進めていく「チャンクリーディング」や、チャンクごとに瞬時に意味を思い浮かべる「サイトトランスレーション」を通して、英文の意味をしっかり理解したうえで音読練習に臨んでいただきました。

実際の音読練習では、読み間違いを繰り返さないように印をつけて意識してもらったり、見た目が似ている別の単語との発音を比べてもらったり、古倉さんの音読がよりスムーズになるように細かなサポートをさせていただきました。読むスピードに意識を向けるために、時間を計って繰り返し練習していただいたりもしましたね。

その他、スピードやリズムも含めて音源とぴったり重ねて発音していく「オーバーラッピング」にも取り組んでいただきました。

――こういったトレーニングを続けていって、古倉さんは何か変化を実感しましたか?

古倉さん:私自身も大きな課題として感じていた「読むスピード」が明らかに速くなったと感じました。「もっともっとトレーニングしたい!」と思うようになりましたね。

東トレーナーのサポートもとても助かりました。読み間違えた箇所や音読がスムーズに行かない箇所を的確に指摘して可視化してくださったことで、明確な課題感をもちながら音読練習に励むことができたと思います。

アウトプットスキルも強化した

――古倉さんはTOEIC® Speakingのスコアも必要とのことでした。スピーキング面ではどうアプローチしたのでしょう?

東トレーナー:第二言語習得研究によると、スピーキングには「概念化(何を言うか)」→「言語化(どう言うか)」→「調音」というプロセスがあります。そして「話せるようになりたい」と思っている学習者は、言いたいことをどう英語で表現するかという「言語化」の練習に比重を置きがちです。でもじつは、最初の「概念化」の部分も非常に大切。どんな内容をどんな構成で話せばいいか思いつかなければ、そもそも言語化することすらできないからです。

英語には英語特有の「論理展開の型」があり、これを身につけるだけで概念化はかなりスムーズになります。結果、脳のリソースを言語化に多く割けるようになるため、スピーキングスキルも上がっていくというわけです。

――なるほど。いきなり話す練習をするのではなく、まず概念化を鍛えるところから始めたほうがよいのですね。具体的にどのようなトレーニングを実施しましたか?

東トレーナー:英語で何か説明する際は、まず大枠を述べたうえで詳細な情報をつけ加えていくという論理展開が一般的です。たとえば「写真描写」の問題でしたら、「まずどういう写真かを説明する」→「写真のどの位置に何が写っているかを説明する」→「写真内のこの人物がなぜこの行動をしているのかを説明する」といった具合ですね。このような型を習得するために、「話の内容や構成を決める」訓練を日本語で徹底的に行ないました。

その後は、論理展開の型のなかでよく使われるさまざまなフレーズをお教えして、スムーズに言えるようになるまで繰り返し練習していただきました。どういう写真かを説明する際には「This is a picture of 〜」、写真の右側に写っているものを説明する際には「On the right side of the picture, there is/are 〜」などテンプレート化してしまえれば、話すときにいちいち考えなくてすむようになりますからね。

――概念化を鍛える・型を身につけるというトレーニング、古倉さんはいかがでしたか?

古倉さん:言われてみれば本当にそのとおりで、言いたい内容が全然思いついていないのに英語を話すなんて困難ですよね。これまではいきなり英語で話そうとしていましたが、英語のロジックの組み立て方を理解し、何を話すかを明確にイメージしておくことで、ずっと表現しやすくなると感じました。

東トレーナー:また最後の1ヶ月間は、実際に言語化した内容について私がフィードバックを入れ、再度表現してもらうというトレーニングも行ないました。単語・文法レベルの間違いも含めて、ミスを意識しながらもう一度言語化することで、スピーキングの正確性を鍛えられます。古倉さんが今後お仕事でより流暢に英語を使っていただけるように、TOEIC対策というものを超えて、このトレーニングを取り入れました。

家族の協力も得ながらスキマ時間で学習を継続。見事に目標点へ!

――続いて、自宅学習に話題を移します。古倉さんがパーソナルトレーニング受講を決めた理由のひとつは「(ひとりだと)仕事や家庭を言い訳にして英語学習から逃げてしまいそう」だったからですが、英語学習の継続という点で、東トレーナーはどんなサポートをしましたか?

東トレーナー:1日のなかでまとまった時間を確保するのは難しいとのことでしたので、ご自宅でのトレーニングは、スキマ時間を活用できるように約15分を1ブロックとして、そのなかで取り組みやすいメニューをご提案しました。

特に単語学習は、時間を少し空けてから再度同じ単語に出会うほうが記憶に定着しやすいとされています。学習時間が同じ1時間だとしても、まとめて1時間取り組むより、細切れ時間を使って複数回に分散させたほうが、記憶定着によいのです。

古倉さん:自分でスケジュールを立てて決まった時間を学習に充てようとしても、思ったように継続できない性格なので、最初は苦労した覚えがあります(笑)。ただ、東トレーナーに言われたように、少しでも時間が空いたときに少しでも英語学習を進めようという意識で取り組みました。

ランチのあいだ、外を歩いている時間、仕事のスキマ時間は、単語学習に充てていました。単語学習のためにわざわざ外へ散歩に出かけるなんてこともしていましたね。また、家族の理解を得たうえで、仕事が終わったあとや休日にも少し時間をとって学習を続けました。

――そして見事、目標点達成となるTOEIC® L&R800点台に乗せられましたね! 目標点を超えた感想をお聞かせください。

古倉さん:会社でIPテストを受験して820点と出ましたが、あまり手応えがなかったので、目を疑ったというのが率直な感想です。しかし、その後の公式テストでも800点を獲得し、まぐれではなかったことを確信しました。

同時並行で受けていたTOEIC® Speakingでも、会社のスコア基準である120点に到達しました。「お母さんが頑張ったから結果が出せたんだ」と子どもから言われたのは嬉しかったですね。

仕事のスタートラインにようやく立てた

――ENGLISH COMPANYのトレーニングを終えて、受講前と比べるとどんな可能性が広がったと感じますか?

古倉さん:目標点の「TOEIC® L&R730点」「TOEIC® Speaking120点」は、仕事のうえで必須のスコアだったので、会社が求める英語力の基準にようやく達したということが言えます。スタートラインにやっと立つことができました。

最近では、英語を使う案件を頼まれることも増えてきました。英語力をつける前は「任せて大丈夫か」と心配させることもあったので、この点が解消されたのはよかったですね。また、海外のビジネスパートナーからの連絡を返すのもスムーズになりました。以前は内容を理解する部分でかなり苦労しており、電話やチャットではなくメールで時間をかけて返信していたのですが、いまでは電話やチャットを使うことの抵抗感も薄らいできました。

一方で、まわりからの期待値が高まったことへのプレッシャーが大きくなったのも事実です(笑)。

――ENGLISH COMPANYのトレーニングの全体的な感想や、最も印象に残ったことをお聞かせください。

古倉さん:終わってみればあっという間でした。挫けそうになることもありましたが、投げ出さないように、逃げないように、東トレーナーが親身にコミュニケーションをとってくださったので、諦めずにやりきれました。私は、ひとりだったり甘やかされたりすると別のことを言い訳に逃げてしまいたくなる性格なので、トレーナーさんのもとで適度に叱咤激励されながら英語学習するスタイルは合っていたと思います。

以前はさまざまな学習法にあれこれ手を出していたところを、「いますべきことはこれ」と東トレーナーがはっきり示してくれたおかげで、英語学習の正しい取り組み方がわかったのも収穫です。英語力アップのための最短ルートを教えてくれた東トレーナーに感謝です。

東トレーナー:これまでは、会社のスコア基準に到達していなかったという点で、ソワソワしながらお仕事をされていたと思います。今後はぜひ自信をおもちになって、身につけられた英語力を存分に活かしながらお仕事に取り組んでいただきたいですね!

――最後に、これから英語を学ぼうとお考えの方にメッセージをお願いします。

古倉さん:自分が「これをすれば英語力が伸びるのではないか」「これをすればTOEICスコアが上がるのではないか」と思っても、それが本当に正しいとは限らず、回り道になっている可能性さえあります。仕事等で忙しいなかで時間をかけずに効率よく英語力を伸ばしたいのならば、私がそうしたように、プロのトレーナーのもとで英語学習に取り組むのも手だと思います。無駄を省いて、ぜひ最短ルートで英語力を伸ばしていってください!

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